西宮市 K様邸 2013年新築施工母のキュリオケースから始まった出会い

今回お話を伺ったのは西宮Kさんご家族。
元気な娘さんが3人(10歳、6歳、4歳)の5人家族です。
お家は3階建ての6LDK。
3階がリビングというちょっと変わった作りになっています。
Kさんご家族が辻さんと出会ったのは
Kさんのお母さんがキュリオケースを作りたいと
相談されたことがきっかけだったそうです。

キュリオケース

キュリオケース

◇サイズ:W1,200×H1,800×D600mm
◇素材:ウォールナット材
◇仕上げ:オイル加工

重厚感のある木の中に繊細にガラスがはめ込まれています。そして天井、横幅共にぴったり。さすがオーダー家具です。

テレビボード

テレビボード

◇サイズ:W3,000×H450×D500mm
◇素材:ヒノキ材
◇仕上げ:オイル加工

InterviewK様との談話

母のキュリオケースから始まった

K様最初はネットで作ってくれるところ探していて、…きれいな食器飾るやつ、キュリオっていうやつですか。母親がちょっとややこしいんですけど、その要望に応えてくれて。辻さんってすごいなあって。

辻社長(以下辻)そんなややこしいゆう感じじゃないけどね。

-実際その作られた家具の感想は、、、

K様やっぱり綺麗よね。すごいイイモノ。その流れで家も、、、

そう、よく思って頂きました…ありがたいなって。

K様いやいや本当に(いいものだったので)。

家を建てる!けど、めっちゃ不安な住宅街への引っ越し

-家を建てるにあたってこだわった所はどこですか?

奥様前の家が西宮浜の海の前ですごい明るい家で、(人もいないので)カーテンもなしで暮らしてたんですよ。だから四方が囲まれた宅地に行ったら気が詰まるんじゃないかなって。

K様それが一番の(奥様と声をそろえて)心配事で。

奥様なんとか明るい空間が作られへんかな?って思って。

そうですよね。

-実際どうですか?建ってみて。

奥様大満足です!やっぱりリビングにいて空が見えるっていうのは(いい)…

K様(立地が)すごい住宅街で、窓開けたら向かいがこんにちは。っていうお家ばっかりなんですけど。お客さんとか来てもらっても…

奥様3階に上がってきて「うわぁ」って「明るい!」って言って頂いて。

K様すごいびっくりされるんですよね。

リビング風景

K様邸にお邪魔した日はあいにくの雨でしたが、不思議なことに家の中は明るい。自然と光の入るリビングです。

住む人が木を選ぶ

奥様一番ありがたかったのは辻さんが色んな木のチョイスをさせてくれる所。一階の小上がりのところの板、どんなんがいいですか?とか。「(工房に)一回見に来て選んでもいいよ」とか。そうやって色んな木を見せてもらって。

既製品じゃないんでね、天然無垢っていうのはひとつひとつ同じ木でも全然顔が違うじゃないですか。木目が違ってね。住む人との相性もあるし。

-使う木まで選べるなんて、すごい。木と人のフィーリングカップルですね。

無垢の肌触りと結露のない家

-木のお家の住み心地はどうですか。

K様前に住んでいたマンションは、フローリングがメープル素材だったんですけども、無垢じゃなくて。梅雨なんか足ざわりがすごい嫌だったんですよね。海風もあったんで。

奥様ベタベタして。結露とかもね。(今の家は)本当になにもないね。

K様ない。

奥様裸足でいいし、みんなこの辺(床)でコロコロしてるし。あと、人がきたら必ず一階で「木のにおいがする!」って。

-あっ、しました!

K様僕達わかんないんです。

奥様住んでしまうと・・・ね。

-あら、逆にもったいない。その、べたべたしたり結露しないのは無垢材だからですか?

ま、それもあるけど、こういう自然素材の珪藻土(壁)であったり無垢のものは基本的に水分を吸ったり吐いたりするんで、それで湿度調整するっていうのが一つ。あと、セントラル24時間換気システム。家中どこいっても(クローゼットの中から全て)空気が流れているんです。しかも微量なんで(住んでいて)隙間風っていう感覚あんまりないと思うんですよ。そのセッティングっていうのが、けっこうみそでね。そうゆう色んなものが交わって。きっちりと完成された時に結露がでない。でもそのバランスが一個崩れちゃうと結露が起こります。表面に出なくても躯体内結露っていうカタチででたりね。

-絶妙なバランスの無垢の家なんですね。結露がないとカビとか生えなくていいですね。

奥様(はい。)結露全くないんで、前のマンションの時は寝室とかベチャベチャやって。すごい熱気ムンムンって感じで寝てるから。

K様子供がね。…布団にカビ生えてました。

-キャー。

僕らより長生きする家

-木のお家の住み心地はどうですか。

なんかこうねえ。家って一生のもんじゃないですか?僕らより長生きすると思うんですよね。我が子を見に来る感じっていうんですかね?そんな感覚ですよね。この家自身が。どっかで買ったものをそのままお渡しするんじゃなしに何もないところからイチから作っていくわけじゃないですか。実際は“モノ(家)”なんですけど。そういう感覚でいつもおるんで。段々身内が増えていくなっていう。Kさんらがお邪魔じゃなかったらいつでも遊びにきたいなっていう。

K様いつでも来てください。

一同ははは

リビング風景

和やかなうちに語らいはおしまいに。
施主さんと辻さん、お家を建てるまでにたくさんお話をして、一緒に考えてこられたのだろうなぁ。
辻さんがこの家の一員みたいでした。そしてとにかく我が子がかわいい辻さん。
家が建ったらさよならかといえばそうではなく。語らいの間も床のメンテナンスのアドバイスを嬉々としたりして。
さらには「一生面倒を見ていきますよ。」なんて気負いもなく仰るのでした。

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