一本から始まる
辻ウッドテニクカル
の家づくり
主に北海道や兵庫県の豊岡、養父八鹿、和歌山の龍神の原木を。また、世界中の良質の木材を仕入れ自社工房での乾燥から加工まで一貫して行っています。
弊社が買付、製材し、カタチを作る出番が来るまで、じっくりと工房内で自然乾燥を行っております。長いものでは10年の乾燥期間を待つ木も。焦らずじっくり時を待ちます。
日本の国土の約7割は森林に覆われてり、古来より家や建物、家具に食器、作業道具として用いり、また、暖房や調理の燃料としても木が生活を支えてきました。木を育て、賢く使用することで「木」と「日本」は共に成長と発展をし続けてきました。
既に製材、加工された無垢材ではなく、原木、本物の無垢材を仕入れ、製材後は工房での自然乾燥の過程を経た、木材と共に家造りの準備。
自然乾燥は
木の個性を見つめる期間
木と共に暮らしを育んできた文化だから、木をたくさん使った空間は、自然と人に心地よさを与えます。無垢材の買付・製材・加工とこだわりぬいた材と、理想の住まいづくりをお手伝いいたします。
見せる無垢木の骨組みは
ダイナミックな構造美
デザインを織りなす技術(工法)は、伝統技法と現代工法を融合させて日本の風土やライフスタイルを組み合わせます。住居設計からインテリア・エクステリアと分野問わず、住の全て、そして照明にもこれらを効果的に用いる使い方を提案し、住そのものの調和をもたらす家造りをご提案いたします。
良いデザイン、良い素材、良いものを
ただ揃えれば整うとは限らない。
自然の中にこそデザインは
生まれ、永く住む
「住」に関わるもの。
人に寄り添い、
心地よさ、
深い味わい、
感じられる良質さ。
柱や梁をインテリアとして
楽しめる空間は、
歳月を重ねることで
味わいが深まり、
時間がつくる最上の
デザインです。
天井照明、間接照明、
心地よさ、
温もりを灯します。
また、照明・光を素材ととらえ
影もデザインの
ひとつとして考え提案いたします。
自然の木材は曲がっていて不格好ですが、それは「個性」、そして「デザイン」となります。人間のように様々な環境の変化と共に経験を経て今の姿を成しています。一律で綺麗な一本木でなくても、その木に合わせた対応をすれば他にない「良さ」が引き出せる。木との対話がデザインを生み出します。
プレカット工場と呼ばれる工場で加工されて建築現場に仕入れされるのがここ20年くらいで、急速に当たり前になってきました。プレカットのメリットはスピードです。弊社では、日本でも数台しかない精鋭機器のマシンを備え、自社加工を行っています。手刻みなら1カ月、プレカットなら2~3日の工程短縮が可能です。また、断熱・気密・耐震など住宅に性能の高さが求められる中、精度の高いプレカットは構造躯体をつくる一翼を担っています。
お客様の理想をかなえる家づくりで欠かせないのは、まず安心です。いつかくる災害にも十分耐えうる耐震性を確保しつつ、その性能を長く維持できる当社オリジナル構造を研究しています。
それが、古の伝統技法・手刻みと現代建築・プレカットの両方を持ちた工法です。骨組みの耐震性は社寺仏閣神殿と同等な強固さでありながら、量産建売の設計とは異なり、一軒ごとに必要な部分には立地や環境に合わせ、手間を惜しまず昔ながらの伝統工法を用います。またプレカットを用いることで費用も抑えることにもつながります。
手刻みの場合、直接買付けた良材を用いて全工程を自社で行い、木の持つ本来の力や特性を把握したうえで適切に加工を行います。その反面、手刻みは職人の腕が問われる技術です。木材は臨機応変に加工をすることがあり、自由度は手刻みに勝るものはありません。
その分手間もかかり時間を要するのでお互いの長所を融合させて施工します。
木造建築が耐震性に優れているのは、木が丈夫で軽く柔軟性があるためです。
さらに、木造住宅ならでは建築方法はより耐震性を高めることができ、長い年月を経てもなおその姿を保ち続けます。
お施主様のご要望に応じた、完全オーダーメイドの設計施工を行っております。加工から施工まで一貫して弊社が行うため、住まいに求められる間取り・高気密高断熱・24時間換気・ホルムアルデヒド対策など、全てを兼ね備えております。お施主様の幸せに貢献できる事を目指して、弊社の住まいづくりに関わる全てのスタッフが全力でつとめてまいります。
耐久耐震性 木造建築が耐震性に優れているのは、木が丈夫で軽く柔軟性があるためです。たとえば、同じ重量の木と鉄を比較してみると、圧縮時の強さは木が鉄の約2倍。牽引時の強さは約4倍。実際の地震発生時に、建物にかかる負荷は建物そのものの重さに比例するとされているので、日本のような地震大国では、重量が軽くて強度の強い木造住宅が家づくりでは適しているのかもしれません。木と日本の文化が共に歩んできた、社寺仏閣にも象徴される日本古来の建築技法は目を見張るものがあります。昔ながらの技法、木の良さを最大限に活かした耐震性・耐久性が強く、柔軟性の高い、木の家はまさに「粘り強い」家づくりです。永く安心して暮らせる家づくりの条件は地盤と材。弊社では土地調査に基づき、地盤改良を行い、日本の気候風土にあった無垢木材を用いた、耐久性耐震性に優れた木造住宅をつくり続けます。
地盤対策 耐震住宅を実現するためには「地盤対策」がかかせません。建物をどんなに頑丈に造りあげても、地盤がゆるくては意味がありません。土地が決まった際、もしくは土地探しの際にも周囲の地盤を参考にアドバイスをさせていただいております。そして、地盤調査や改良は調査結果をもとに、お客様と相談したうえで取り組んでおります。地盤対策をしっかり行た後、地鎮祭を執り行い、いよいよ着工となるその時まで、しっかりと基盤から家づくりに向き合って取り組んでまいります。どんなご希望でもぜひお聞かせください。
夏は涼しく、冬は暖かく、そして省エネルギー
次世代住宅の基準をはるかに上回る冷たくない・熱くない住環境。優れた機能で冬は半袖でも快適な暮らしを。又、天候の良くない梅雨や、冬の室内干しにも効果を発揮します。
ハイレベルな機密を希望されるお客様には、トリプルガラスの木製サッシなど部材を用いて、優れた家の性能を最大限に発揮。24時間の計画換気で汚れた空気を排気することでヒートショックをやわらげて常にクリーンで安心、快適な住環境が保てます。
木製サッシ
耐熱性を上げるには、木製トリプルガラス、樹脂サッシなどをおすすめし、予算に合わせてその他サッシも採用しています。
屋根横垂木の空気層
家の室温を快適に保つためにも屋根の耐熱は激しい寒暖から家を守る耐熱が求められます。
低温床暖房
無垢の床板であっても床暖房の施工が可能です。弊社では低温床暖房を採用しております。
お風呂の耐熱
お風呂の浴槽にも耐熱を施します。基礎耐熱を兼ねた浴室部分の耐熱です。