F様邸 軸組み (足固め、ほぞ割楔締め) [注文住宅]
日本の伝統工法である「足固め」と「ほぞ割楔締め」です。
今では殆どお目に掛かれなくなりました。
が、弊社の注文住宅では非常によく用いられます。
「足固め」とは、まだ基礎が「独立基礎」であった頃に下から60cmぐらいの所で柱と柱の間を繋ぎ横方向への強度を出す工法なのです。
ベタ基礎で建てられるようになった現在では、一般的に必要無いとされているようですが、これが有ると無いでは、大違いなのです。
それに「ほぞ割楔締め」!!
これは、画像でもお分かりのよう「足固め」のほぞの先端を予め木の目の方向へ少しカットして置いて柱を貫通させ、そこへ楔打って締めているのです。
こうする事により「足固め」がより強く固定されるのです。
こういった伝統工法の良いところと現代工法の良いところを融合させているのが、ある意味「弊社の注文住宅」で一番の特徴といって良いかも知れません。
武田