F様邸 刻み加工 ⑤続き
昨日ご紹介した仕口を基本的にカブトアリ(兜蟻)と言います。
単純に兜蟻で調べてみると、画像のものとは少し違う形で表現されている事が多いと思います。
ただ、今回の場合それでは継手として少し弱い(強度として不十分)と思われるので、この形状で製作させて頂きました。
このように「手刻み」というものは、型にはまった形ではなく、作り手の考え方やその時々の状況に応じて最善の形にして組合せる事が可能です。
これも「手刻み」のメリットの一つです。
明日も丈夫で長持ちの家を目指して頑張って行きたいと思います^^
武田