昨日は、接ぎ合わせ(接続)作業でした。
無垢材と言うのは、自然のものであるがゆえに、常に一枚板で製品を製作するとハイコストになるため、その時に必要になる作業が、接ぎ合せ(接続)です。
接ぎ合わせとは、何でも彼でも引っ付ければよいのでは無く、写真を見て頂くとお解かりのように、木目に沿って接続する事と、無垢材と言う限りは、一枚一枚の板に、ある一定以上の大きさ(因みに写真のものは、2000㎜×500mm×35mmの板を作るのに対し、3枚接ぎで真ん中の一番小さい板で、2000㎜×150mm×35mmです。)が必要です!!
それと接ぎ方には、「いも接ぎ」と言って、接続面に接着剤だけ塗ってそのまま接ぐと言うやり方や、「やとい実(ざね)」と言って、接続面の中心に溝を掘って、そこに接着剤を塗り込み実(さね)と言うジョイントのような物を入れて接ぐやり方など様々ですが、うちではやはり強度を出すために、全て「やとい実」で接ぎ合せさせて頂いております!!
これを、何でも彼でも引っ付けちゃうと世に言う「集成材」です!!
何故、こんな事を書いたかと言うと、三年前の僕が知らなかったからです。
これを読んで頂いて一人でも「へ~え!!」と思って頂けたら嬉しいです^^
武田